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腰痛ブログ

腰痛の治療法に対する説明と注意点を紹介しています。
非ステロイド系消炎鎮痛剤
非ステロイド系消炎鎮痛剤
質問
アスピリンを飲むと胃が痛くなるのはなぜですか?
答え
アスピリンは分子が小さい物質なので、胃の粘液のバリアを簡単に通過してしまうため、胃潰瘍を起こしてしまいます。

生理作用
◯炎症を抑えて、痛みを和らげる。

副作用
◯胃潰瘍
非ステロイド系消炎鎮痛剤には胃潰瘍を起こすことがあります。胃の粘膜は粘液で保護されています。胃の粘液は強い酸性の胃酸から胃の粘膜を守っています。しかし非ステロイド系消炎鎮痛剤はアルコールと同様に分子が小さいために、胃の粘液のバリアを簡単に通過してしまいます。アルコール度数の強いお酒を飲んだときに胃が荒れるのと同じ理由です。

◯高血圧あるいは心不全の治療の妨げになる。
シクロオキシゲナーゼ系のルートにより作られるプロスタグランジンあるいはトロンボキサンには炎症を起こす以外にも重要な働きがあります。特に血小板の凝集と深く関係しています。非ステロイド系消炎鎮痛剤には血小板の凝集を抑える働きがあります。簡単に説明すると、血をサラサラにする働きがあるのです。つまりすでに高血圧あるいは心不全の治療として他の薬を処方されている場合、薬が必要以上に効いてしまう可能性があるのです。

結論
非ステロイド系消炎鎮痛剤には急性腰痛の不快感の軽減に効果があるという文献がいくつかあります。特に痛みが1週間から2ヶ月間続いている患者に最も有効と考えられます。ただし非ステロイド系消炎鎮痛剤の種類により相性が合わない場合があります。2週間以内に症状の改善がない場合には、他の種類の非ステロイド系消炎鎮痛剤に変更してみる必要があります。そして副作用として胃潰瘍を引き起こしたり、特に高齢者の場合には高血圧や心不全の治療の支障になったりする場合があります。病院で処方を受ける場合には、医師に相談してください。市販薬を使用する場合には、使用上の注意をよく読みましょう。非ステロイド系消炎鎮痛剤は急性腰痛に対する治療法としてお勧めできます。

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